「ことこと。 〜子と孤島〜」をレビュー・紹介





ことこと。

あらすじ

東京から丸一日にかかる小笠原諸島からさらに東へ五時間。
島内唯一の小学校の生徒がたった五人という小さな島「琴古島」に新任の青子先生がやってくる。
彼女は小学五年生のカズキという生徒の家の居候としてこの島での生活を始める。

気さくな島民たちによる大歓迎を受けて、先生は持ち前の明るさで琴児島にとけこんでいく。
しかしそれでも、琴古島は青子先生がまだ知らない「良いところ」に溢れていた。
先生は際限なく島の「良いところ」をどんどん見つけていくのだった。



後のカエルちゃんである
(C) 竹林 月/ソフトバンククリエイティブ
作家名:竹林月
掲載誌名:FlexComixブラッド(ソフトバンククリエイティブ)
ジャンル:日常 ギャグ 変人 田舎
巻数:3巻(完結)
各賞:なし
補足:特になし



魅力(+余談)


「ヒャッコ」のアニメ化が決定したり、「眼鏡のカノジョ」が結構売れたり、「白球少女」があちこちで取り上げられたり。

地味にですが、しかし確実に、FlexComixが盛り上がってきつついます。

しかし、私がこの雑誌で一番好きな作品は上に述べたの三つではありません。

私の中で1番面白いのは、ダントツでこの「ことこと。」という作品なんです。

この作品、不思議なくらいに誰にも取り上げられないので、私が取り上げちゃうことにしました。


まず最初に取り上げるべきは『タダで読める』ことでしょう。

第一話と最新話はここからタダで読むことが出来るんです。

別に非合法とかそんな危ないものじゃないので安心してください。

きっとYahoo!の広告やらなにやらで、商業としては成り立つには十分の儲けは出ているのでしょう。

その辺はよく分からなくて申し訳ないんですけど、すごい時代になりましたよねぇ…。

まぁ、ようは「次巻(4巻)までをどこかで読みさえすればそれ以降は上のリンクでタダ読みが出来る」というわけです。

メチャクチャ魅力的だと思いません?

これがこの漫画(というかFlexcomix全体)の最大の特徴です。


(…とここまで書いた時点で「ことこと。」連載終了を知ってしまう……。)

(しかし、今月いっぱいは第1話と最終話は読めますので、今のうちに是非第1話読んでみてください!)

(「ことこと。」に限らず他のFlexcomix作品にも面白いものは沢山あるので、一度どんなものか覗いたほうが絶対に良いです。)


次にこの作品特有の良い所についてですが、それは『安心して読める』ということに尽きると思います。

「毒気がなくてあたたかい作風」こそがこの作品の最大の魅力なんです。

実際、私はこの漫画を初めて読んだとき、なんか「よつばと!」と似てるなーと思わされました。

両作品とも一貫して毒気がない状態を保ち続けているため、同じ安心感を人に抱かせるのでしょう。

実際に上のリンクから第1話を読めば、私の言わんとしていることがちょっとは分かっていただけるかと思います。


また、「ホッとする安心感」以外にも、どの話も安定して面白いという意味での安心感も「ことこと。」は備えています。

構成がとにかく単純で、そのうえ毎話のテーマも分かりやすいので読むほうとしてはとても楽なんです。

でも単純だからといって面白くないわけでは決してなく、むしろ単純だからこそ響いてくることだってあるんだと気づかせられました。

読者を十分に満足させるテーマを誰でもすぐ分かる位置にポンと置いていてくれている、というのは本当にスゴイと思います。


どの話もノリが軽くてバカな話ばかりなので、気分転換をしたいときや疲れているときなんかに読むのをおススメします。

きっと万人受けするタイプの漫画だと思うので、本屋で見かけた際には是非1巻だけでも買ってみてください。

1巻以降を買う気にはならなくても、「損したー」と思うことをないはずです、多分。


全巻集めろ!

というより。

出来るだけ多くの人に読んでもらいたい!

…と、そう思わせられた漫画です。







ここから下には私が好きなシーンについて書きます。

まだ読んでない方は、トップに戻った方がいいです。

既読の方で、「あぁ、そのシーンいいよな!俺も好きだぜ!」って気分になりたい人は…

ここを押したら下まで飛びます。

趣味が合うかは保障できませんが。。









































































好きなシーン
(+余談)


どの回も好きなんですが、パッと思い浮かんだのは穴に落ちた回でしょうか。

実は最後に読んだのが結構前なんで色々忘れかけているんですけど、この話だけはなんか頭に残っています。

島の人全員が探しに来てくれるなんて、ホント素敵な島ですよね。

自分は都会っ子なんで島に住むのはちょっと無理ですが、是非こういう所に旅行に行ってみたいです。

旅行は漫画とゴルフとコーヒーの次くらいに好きなことです。